Armadillo-X2

特徴
GUI開発環境「Flutter」に標準対応
小型・高性能CPUボード
Armadillo-X2は、GUIを必要とする機器や映像出力機器などに最適な小型・高性能CPUボードです。Googleが提供するオープンソースのGUI開発環境「Flutter」に標準対応。このモバイルアプリフレームワークを活用することで、容易にGUIアプリケーションを開発できます。
デジタルサイネージに最適
HDMIで液晶モニタやタッチパネルと簡単に接続できます。NPU内蔵の高性能CPU搭載のため、デジタルサイネージなどにも組み込めます。
NXP製i.MX 8M Plus搭載・動画を高速処理
Arm Cortex-A53(1.6GHz)4コアのSoC「i.MX 8M Plus(NXPセミコンダクターズ製)」を搭載しています。フルHDサイズ(1080p)のH.264エンコード/デコード機能も用意されており、動画を記録しながらのAI処理も可能です。
ファンレス・小型設計
高負荷のかかるエッジAI処理でも、動作温度範囲内であれば処理能力が低下しない稼働を期待できます。これまで設置が難しかった環境でも採用いただけるファンレス・小型設計で、産業用PCよりも安価に導入することができます。
オプションで専用アルミケースを選択可能
オプションで専用のアルミケースが用意されています。熱源であるSoCをメインボードの裏面にレイアウトし、ヒートシンクなどを使わずアルミ製のケースに直接放熱することで、ボード単体で使用するよりも更に安定した稼働を見込めます。
各社の産業用タッチパネル液晶に対応
ADLINK製 「OM Series」や、ノリタケ伊勢製「GT-VPシリーズ」は動作確認済みの推奨デバイスです。試作開発だけではなく、そのまま量産製造に対応できます。
OM Seriesの詳細情報(ADLINK社Webサイト)
GT-VPシリーズの詳細情報(ノリタケ伊勢社Webサイト)
Armadillo Base OS搭載
「Armadillo Base OS」を搭載しています。ユーザー自身が機能を自由に設計・開発して書き込むことで、さまざまな製品を作ることができます。
セキュアエレメント搭載
NXPセミコンダクターズ製のセキュアエレメント「SE050」を標準搭載しています。これを使用することで、ハードウェアRoot of Trustによる高いセキュリティを実現できます。



FlutterによるGUIデモおよびエッジAI処理デモ